長崎県内で起きた少年2事件とは

 2003年7月、中学1年の少年=当時(12)=が男児を誘拐し、長崎市内の立体駐車場屋上から突き落として殺害した。県警から非行事実の通告を受けた県中央児童相談所(当時)が長崎家裁に送致。家裁は同年9月、少年審判で児童自立支援施設送致とする保護処分を決定した。現在は社会復帰している。
 翌04年6月、佐世保市立小で小学6年の女児=当時(11)=が同級生の女児をカッターナイフで切り付け、失血死させた。県警からの通告を受け、県佐世保児童相談所(同)が家裁佐世保支部に送致した。同年9月から児童自立支援施設に収容され、既に施設を退所した。


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