東京パラ銀の鳥海、川原が参加! 車いすバスケイベント 29日開催 県立総合体育館

鳥海、川原を招いた車いすバスケットボールイベントのチラシ

 昨夏の東京パラリンピック車いすバスケットボール男子銀メダリストで、長崎市出身の鳥海連志(パラ神奈川SC、大崎高出身)、川原凜(千葉ホークス、長崎明誠高出身)を招いた有観客イベントが29日、長崎市の県立総合体育館で行われる。
 県障害者スポーツ協会(土岐達志会長)主催、長崎新聞社など後援。今や日本代表のエースとなった鳥海、主将の川原の「長崎のために何かできることをしたい」という思いを受けて実現した。
 2人は28日に長崎のクラブチーム「長崎サンライズ」のメンバーらと強化練習会に臨み、29日にイベントに参加する。長崎サンライズには昨年9月のU23世界選手権(タイ)で鳥海と一緒に日本の金メダル獲得に貢献した山下修司と溝口良太、U23強化指定選手の小川祥汰らが在籍している。
 今回のイベントのタイトルは「車いすバスケットボールで長崎を元気に!」。「長崎サンライズWith鳥海・川原」と福岡のクラブチーム「ライジングゼファーフクオカ」のエキシビションマッチのほか、車いすバスケット女子日本代表の江口侑里(SEAWEST、長崎女商高出身)の紹介、車いすバスケット体験会などが予定されている。イベント後に鳥海のサイン配布などもある。
 29日の観覧は無料。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、来場者は県内在住に限る。希望者はQRコード、県障害者スポーツ協会のホームページから申し込む。13日締め切り。問い合わせは同協会(電095.894.9686)。


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