海自第22航空群 今年初のヘリ飛行訓練 大村航空基地

初訓練で長崎市上空を飛行する哨戒ヘリ(第22航空群提供)

 海上自衛隊第22航空群は5日、長崎県大村市今津町の大村航空基地で、今年初となるヘリコプターの飛行訓練などを実施。部隊の団結心と士気を高めた。
 同航空群は護衛艦搭載のヘリ部隊などで構成。日本周辺海域での防衛警備や離島からの急患輸送などを担っている。
 訓練で鈴木克哉群司令は「本年も国民の負託に応えるべく、より一層精強な部隊を目指し、己に厳しく日々の訓練に当たってもらいたい」と呼びかけ「初訓練かかれ」と号令をかけた。
 哨戒ヘリ4機が編隊を組み、同基地から離陸。県内上空を約1時間半かけて飛行した。支援船の航海訓練や消防車を使った緊急出動訓練もあった。

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