長崎市野母崎地区出身者の二十歳のつどいがあり、20人（男13、女7）が大人への自覚を新たにした。出席者は野母町の野母崎文化センターであった式典後、隣の市恐竜博物館でティラノサウルスの全身骨格レプリカの前で記念撮影をした。
野母崎連合自治会は2005年から同地区で独自の「成人式」を開催。4日にあった今年のつどいでは、市立野母崎中3年時の教諭が一人一人の名前を読み上げた。
記念撮影は地域にもっと親しみを持ってもらおうと、同自治会と同館が実施している。長崎女子短大2年の片岡さくらさん（20）は「野母崎でしかできない恐竜との撮影ができてうれしかった。もっと野母崎に貢献できる大人になる」と決意。琉球大2年、森祐夢さん（20）は「久しぶりにたくさんの友達に会えた。人に優しく、一生懸命頑張れる大人になりたい」と笑顔を見せた。
