岡山県立中入試 1285人挑む 4校で適性検査と面接

小雨の中、受検会場に入る児童たち=岡山県立操山中

 岡山県立中の2023年度入試が7日、操山(岡山市中区浜)天城(倉敷市藤戸町天城)津山(津山市椿高下)と中等教育学校の大安寺(岡山市北区北長瀬本町)の全4校であり、募集定員計480人に対して1285人が挑んだ。

 定員120人の操山は341人が受け、競争率は2.84倍(前年度3.03倍)となった。小雨が降る中、児童たちは保護者らに付き添われ、緊張した面持ちで会場入り。新型コロナウイルス対策の手指消毒を済ませた後、思考力や判断力、表現力を問う適性検査と面接に臨んだ。

 定員160人の大安寺は474人が受検し、競争率は2.96倍(同3.13倍)。天城は定員120人に対して323人で2.69倍(同2.74倍)、津山は定員80人に147人が受け、1.84倍(同1.88倍)だった。4校とも適性検査と面接を行い、結果は20日までに通知する。

 県内の私立中の入試は昨年11月から始まっている。

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