シーガルズ、新年初戦飾れず デンソーに2―3、10位後退

第4セット、強打を放つ岡山シーガルズの遠藤彩萌(中央)=岡崎市総合体育館

 バレーボールのV1は7日、愛知県の岡崎市総合体育館などで行われ、女子で9位の岡山シーガルズは10位のデンソーに2―3で敗れ、新年初戦を白星で飾れなかった。2連敗で通算3勝8敗(勝ち点12)となり、10位に後退した。

 シーガルズはセットカウント1―2の第4セット、宇賀神のサービスエースや金田の強打で奪ってフルセットに持ち込んだ。しかし、最終第5セットは13―13と競り合いながら、2連続失点で力尽きた。

 首位JTは久光を3―1で下し、2位東レはトヨタ車体にストレート勝ちした。連勝を9に伸ばしたNECが久光に代わって3位に浮上した。

デンソー3―2岡山シーガルズ

25―22

25―27

25―21

16―25

15―13

 【評】岡山シーガルズはセンター線が思うように機能せず、金田、佐伯、遠藤らサイド陣が相手の高いブロックにつかまる場面が目立った。アタック決定率は29.9%で今季2番目の低さ。セットカウント1―2の第4セットを大差で奪った勢いのまま、最終セットを押し切りたかった。

 デンソーは得点源のネリマンが両チーム最多30得点と爆発した。

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