20歳の人数はピーク時の6割に減少 2023年福井県内「成人の日」の式典・はたちのつどい対象者数

福井県内のはたちのつどい・式典の対象者数

 1月9日の「成人の日」に合わせ、福井県内12市町で「はたちのつどい」など20歳を対象にした行事が8日に開かれる。県教育委員会によると、3月開催も含めた県内17市町の対象者(2002年4月2日~03年4月1日生まれ)は昨年に比べ83人減の7776人で、統計が残る1982年以降で最少となった。

 20歳対象のつどいや式典を8日に開くのは、あわら市、大野市、鯖江市、越前市、越前町、南越前町、嶺南6市町の計12市町。福井市など残る5市町は3月に開く。

 県生涯学習・文化財課のまとめによると、対象となる20歳の人数は、県内では1994年の1万2827人をピークに年々減り、今年は当時の約6割となった。

 市町別では多い順に福井市2563人、坂井市920人、越前市852人と続く。最少は池田町21人。

 成人年齢を18歳に引き下げる改正民法が22年4月1日に施行されたことを受け、施行日時点で18歳以上20歳未満の人も同日に成人となった。県によると、22年度の新成人(18~20歳)は計約2万人とみられる。

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