成人の日を翌日に控えた8日、栃木県内各地で20歳を祝う式典が行われた。
宇都宮市では本年度、5438人が20歳となった。昨年11月にオープンした同市宮みらいの交流拠点施設「ライトキューブ宇都宮」も式典会場となり、4中学校区の計1002人が集った。真新しいホールで華やかな振り袖やスーツ姿の若者たちが旧友、恩師らとの再会に破顔し、人生の節目の決意を新たにした。
式典で佐藤栄一（さとうえいいち）市長は「人間力を高めてほしい。夢をかなえるだけでなく、つらいことを乗り越える力となり、皆さんの手で持続できる社会を作っていく力にもなる」とエールを送った。
代表であいさつした共に大学生、堤大愛（つつみはるな）さん（20）、加持英里子（かもちえりこ）さん（20）は「グローバル化や新型コロナウイルスなど直面するさまざまな困難に負けず、全力を全うします」と力強く述べた。
