20歳、無数の挑戦へ「星」輝く 神ケ森で光文字 沖縄・名護

 二十歳を迎える名護市出身者の若者らが沖縄県名護市東江の神ケ森(じんがむい)に漢字を飾る「光文字」が8日午後、点灯された。今年の漢字は「星」。2月上旬まで、午後6時から午後10時の間に点灯予定。

 「星」には一人一人の無数の挑戦や行動、思いがきらめき、名護を照らすよう思いを込めた。実行委員は市全体の二十歳のメンバーを中心に組織され、必要な資金は各区などから募った。

 実行委員長の安慶田蘭菜さん(20)は「(光文字を見て)希望と安らぎを感じてもらえればうれしい」と話した。

 実行委員の米盛光織(ほたる)さん(20)は「地域住民の力で実現した」と感謝。「自分の可能性を広げる年にしたい」と抱負を語った。 

  (長嶺晃太朗)

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