連休明けのきょう10日(火)は冬型の気圧配置が強まり、各地で寒さが戻ってくる。
日本海側は北陸や北日本を中心に雪で、大雪やふぶきになる所もありそうだ。
晴れる太平洋側でも北よりの風が強まり、風冷えとなるため、万全な寒さ対策が必要となる。
寒気南下で寒さ戻る 防寒対策を
きのう9日(月・成人の日)は各地で平年を上回る暖かさとなり、最高気温は3月並みになった所が多かった。ただ、きょう10日(火)は一転、寒気が流れ込み、この時季本来の寒さが戻りそうだ。
最高気温は東京・大阪で10℃、名古屋で8℃、仙台は5℃、札幌は氷点下2℃と、いずれもきのうと比べると4℃前後低くなる見込み。
さらには北よりの冷たい風が吹くため、より一層、寒く感じられそうだ。
冬型の天気 日本海側は雪や風が強まるおそれ
天気は太平洋側では晴れる所が多く、空気の乾燥が続く。
東京ではきょうで19日連続、乾燥注意報が発表されており、きょうも火の取り扱いに注意が必要だ。
一方、日本海側は北陸や北日本を中心に雪で、ふぶきになる所もある見込み。山沿いでは大雪になるおそれがあるため、大雪による交通障害や路面状況の悪化、着雪、なだれなどに注意が必要となる。
また、山陰や近畿北部でも、午前中は雨や雪の降る所がありそうだ。
(気象予報士・多胡安那)