県庁から望む「N」マーク おのうえの丘に鮮やかに描く

おのうえの丘の「N」マーク

 長崎県庁そばの防災緑地「おのうえの丘」(長崎市尾上町)に鮮やかに描かれた県章の「N」。約10メートル四方の大きさで、県庁8階の展望エリアからだと、よく見える。
 管理事務所によると昨年9月、西九州新幹線開業時の航空自衛隊「ブルーインパルス」の展示飛行で見物客が集まるのに合わせ、芝生を立体的に刈り上げた。期間限定の予定だったが、通りがかった人々から「想像以上に」好評で無期限延長している。
 芝生用の着色料を使い、冬になって、よりくっきりと浮かび上がった。県章は1991年に制定され、未来へ力強く前進する県の姿を表している。由来を知らない県民もこれを眺めれば、そんな心意気を感じてもらえるかも。


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