ヘンリー王子 英国に戻って暮らしていくのは不可能 マスコミのせいで生きていけない

ヘンリー王子(38)は、イギリスに戻っても「生きてゆけない」だろうと話している。同国の報道陣が、自身や妻のメーガン妃(41)、子供達の生活を耐え難いものにするだろうと考えており、二度と母国に戻って住むことはないだろうとした。

ヘンリー王子は自伝本の発売に先駆けて出演した朝番組『グッドモーニング・アメリカ』でのインタビューでこう語っている。「たとえ私と家族の間で(イギリスに戻る)合意や取り決めがあったとしても、そこには第三者(イギリスのメディア)がいて、あらゆる手段を講じてくるでしょう。私たちの帰国を阻止するのではなく、生きて行けないようにするのです」

2020年のヘンリー王子夫妻のイギリスから米カリフォルニアへの移住は、「メグジット」と呼ばれ、現在夫妻はアーチー君(3)と1歳7か月のリリベットちゃんと共にモンテシート市の1400万ドル(約18億5000万円)の邸宅で暮らしている。

アメリカに移住したにも関わらず、サセックス公爵と公爵夫人の称号を返上しないことを批判されている夫妻だが、その名を使うのをやめたところで「何も変わらない」とヘンリー王子は考えているという。アメリカのテレビ番組『60ミニッツ』出演時、アンダーソン・クーパーから「なぜ公爵と公爵夫人の称号を返上しないんですか?」と尋ねられた際、ヘンリー王子は「それで何が変わるっていうんですか?」と返答した。

また、アンダーソンは「カリフォルニアに移住し、王室を離脱したにも関わらず、なぜそんなに人前に出るのかという点が非難されていますよね?」「お父様やお兄様との会話を暴露するのはなぜですか?あなたはそういうことをプライベートに済ませたいと仰っているのに」と追及、それに対して王子は、どんなにプライベートにしようとしてもロイヤルファミリーが自分たちに不利な情報をメディアに与えるため、不可能だと気付いたと説明、「ロイヤルファミリーのモットーは『決して不平を言わない、弁明しない』です。しかしそれはただのモットーに過ぎず、実際には通用していません」と答えていた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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