栃木県内の生産者や愛好家が丹精した洋ランが一堂に並ぶ「第51回とちぎ蘭展」(県洋蘭生産組合主催)が11日、宇都宮市今泉町のFKD宇都宮店3階大催事会場で開幕した。16日まで。
コチョウランやシンビジウム、カトレアなどさまざまな品種の1万鉢以上を展示即売。期間中は洋ラン栽培教室や相談会も開く。
会場は白や紫、ピンクなど色鮮やかな花々で彩られ、一足早く春が訪れたかのよう。初日から多くのファンが来場し、お気に入りの鉢を探す姿も見られた。
友人と訪れた宇都宮市、無職鈴木孝司(すずきこうじ)さん(72)は「洋ランは長く楽しめるので好き。眺めていると心が和みますね」と話していた。