この春、江の川に放流されるアユの稚魚が、広島・三次市の中間育成場に到着しました。
11日、江の川漁協の中間育成場には、竹原市にある施設からおよそ27万匹の稚アユが到着しました。
去年9月下旬にふ化した稚アユは体長が5センチ前後…。海水で育った稚アユは、これから1週間ほどをかけて真水に慣らしていきます。
稚アユは、来月にも到着することになっていて、江の川漁協はあわせて70万匹の稚アユを受け入れるということです。
江の川漁協 熊高昌三 組合長
「順調に育っていて、きょう見て安心しました。このアユが大きく育ってくれれば、解禁当初の友釣りにいい状況になると思う」
漁協は、アユ釣りのシーズンに向けて、3月下旬から4月にかけて今回の稚アユを含む230万から250万匹を放流する予定だということです。