福井県福井市大和田町の大和田保育園で1月11日、恒例の空手の寒稽古が行われた。同日朝の最低気温は氷点下0.9度という厳しい寒さの中、はだしの園児たちが「ヨシッ、ヨシッ」と声を張り上げ、元気いっぱいに突きや蹴りを繰り出した。
同園は、子どもたちに我慢強さや礼儀を身に付けてもらおうと、1986年から空手の稽古を取り入れており、地元の木村一夫さん(71)が月2回指導している。
道着に着替えた年中、年長の計22人が駆け足で運動場に登場。いてついた地面や寒さに震えながらも、木村さんの合図で懸命に手足を動かした。