妊婦、子育て家庭に「応援ギフト」5万円 長崎市が相談支援、給付金

 長崎市は10日、妊婦や子育て家庭を対象にした伴走型相談支援および出産・子育て応援給付金の事業費2億9100万円の本年度一般会計補正予算を専決処分したと発表した。処分は10日付。
 妊婦や子育て家庭に対して面談や情報発信を行い、必要な支援へつなぐことを目的とした国の事業。16日以降に妊娠届けを提出した妊婦へ面談し、出産応援ギフト5万円を給付する。出産後は、出生届け出から生後4カ月までの間に機会を設けてアンケートや面談を実施し、子育て応援ギフト5万円を給付する。
 また、昨年4月1日~今年1月15日に生まれた児童の養育者には、アンケート回答後に一括して10万円を給付。同時期に妊娠届を提出した妊婦には、アンケート回答後、出産応援ギフト5万円か、出産後に一括して10万円を給付する。
 本年度の対象者は3280人を見込み、財源は国庫3分の2、県6分の1、市6分の1。市負担分は、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充てる。


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