悲鳴…女性にわいせつ行為、買い物帰りの夜 抵抗され走って逃げた男逮捕、現場案内して説明 逮捕は3度目

路上で女性の体触る、容疑の男3度目逮捕=鶴ケ島市

 埼玉県警捜査1課と西入間署は11日、強制わいせつの疑いで、鶴ケ島市脚折、無職の男(30)=強制わいせつ罪などで起訴=を再逮捕した。逮捕は3度目。

 再逮捕容疑は昨年11月7日午後9時50分ごろ、鶴ケ島市内の路上で買い物から徒歩で帰宅途中だった県内居住の30代の無職女性の後方から近づき、体を触るなどのわいせつ行為をした疑い。男は調べに、犯行態様の一部を否認しているという。

 捜査1課によると、男は車で女性を物色後、車を付近に止めて徒歩で近づき犯行。女性が悲鳴を上げて抵抗したため、駆け足で逃走したという。県警はこれまでに別の女性の体を触ったとして男を2度逮捕。取り調べで余罪を追及する中で今回のわいせつ行為を自供し、付近の防犯カメラ映像の精査や男の現場案内などから犯行を特定した。

 男はほかにも同様の手口の犯行を自供していて、県警は鶴ケ島市内を中心に、さらなる余罪が複数あるとみて、調べを進めている。

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