きょう13日(金)は全国的に気温が高く、3月から4月並みの暖かさとなっている。
あす14日(土)も広い範囲で春の暖かさが続くが、あさって15日(日)には北日本や北陸、関東で気温が大幅に下がる見込み。この土日は大学入試共通テストが行われるが、季節外れの暖かさから一転、冬の寒さが戻ってくるため、服装選びや体調管理に注意が必要となる。
天気はスッキリと晴れる所は少なく、14日(土)ほど広い範囲で雨が降る見通し。
北・東日本を中心に気温変化大きく
14日(土)も全国的に平年を上回る暖かさが続く。北海道や東北北部ではきょうより低くなるものの、東京は17℃まで上がって、きょうより暖かくなりそうだ。全国的に3月から4月並みの気温となるため、引き続き、多雪地ではなだれや落雪などに注意が必要となる。
ただ、15日(日)になると寒気が南下するため、北日本や北陸、関東を中心に気温が大幅に低くなる見通し。最高気温は札幌で氷点下4℃、仙台で6℃、東京で12℃と、前日と比べて5℃以上低くなる所もありそうだ。
寒暖差が大きくなるため、体調管理などに注意が必要だ。
スッキリしない天気
14日(土)は前線や低気圧が通過するため、全国的に曇りや雨のスッキリしない天気となりそうだ。
午前中は特に東日本や西日本の太平洋側ほど活発な雨雲がかかりやすく、雷を伴って激しく降る所もある見込み。全国的に雨が降ったりやんだりする所が多く、雪になるのは北海道や東北の山沿いに限られそうだ。
雨マークがない所でも不安定な天気となるため、雨具を備えておきたい。
15日(日)になると雨の範囲は狭まるが、スッキリと晴れるのは北海道くらいとなりそうだ。
全国的に雲が広がりやすく、雨や雪の降る所がある見込み。特に夕方以降は、東日本や東北で雨や雪の範囲が広がる可能性がある。
(気象予報士・多胡安那)