きょう13日(金)は西から天気が下り坂に向かう。
西日本から雨雲が広がり、夜は激しい雨や雷雨になる所もありそうだ。
東日本でも夜には雨が降り出す見通し。
ただ、南よりの風で気温は高く、全国的に3月から4月並みの暖かさとなりそうだ。
雪が多く残っている所では、なだれや屋根からの落雪などに注意が必要となる。
西から天気下り坂
きのう広い範囲に晴れをもたらした高気圧は東へ離れ、かわって前線が近づくため、西から天気が崩れてくる。
すでに九州の一部に雨雲がかかり出しているが、このあと雨のエリアが広がる見込み。
中国地方でも昼前には雨雲がかかり出し、夕方には西日本の広い範囲で傘の出番となりそうだ。
大気の状態が不安定になるため、雷を伴う所もあり、特に前線が近づく夜以降は激しく降る所もあるため、土砂災害や河川の増水、氾濫、低地の浸水、落雷、突風などに注意が必要となる。
東日本や北日本では日中まで晴れる所が多いが、夜になると北陸や東海にも雨の範囲が広がる見込み。
夜遅くには、関東や東北でも雨の降り出す所がありそうだ。
3月から4月並みの気温 なだれ・落雪に注意
きょうは前線に向かって、南から暖かく湿った空気が流れ込むため、気温が高くなりそうだ。
最高気温は全国的に3月から4月並みで、雨が降る所でも寒さはない見込み。
関東から西の地域だけでなく、北陸でも15℃を超える所があり、金沢の最高気温は18℃予想。
青森でも12℃まで上がる見通しで、いずれも平年より10℃以上高い気温が予想されている。
多雪地では急速に雪解けが進むため、なだれや屋根からの落雪、土砂災害などに注意が必要だ。
(気象予報士・多胡安那)