1月1日に開始された冬の移籍マーケット。今回も多くの日本人選手がクラブを変えている。
今回は「1月のマーケットで成功を収めた日本人選手の移籍」を10名ピックアップする。
本田圭佑
クラブ:VVV▶CSKAモスクワ
VVVフェンローで欧州に進出した本田圭佑。2010年にロシアリーグのCSKAモスクワに移籍したときは賛否両論であったが、3月にはチャンピオンズリーグで見事なフリーキックを決めるなど活躍。大きな成功を収めることになった。
長友佑都
クラブ:チェゼーナ▶インテル
1月の移籍が非常に多かった選手の一人である長友佑都。その中でもチェゼーナからインテルに移籍したことは彼のキャリアにとって大きなポイントになった。ビッグクラブでもその圧倒的な運動量を生かしてレギュラーを奪取した。
伊東純也
クラブ:柏レイソル▶ヘンク
大卒でJリーガーになったにもかかわらず、20代後半になって欧州に進出して日本代表のエースに成長。ベルギーリーグのヘンクで大ブレイクを果たし、その快速でゴールとアシストを量産した。最初はローンであったが、1年半後には完全移籍に切り替えられている。
冨安健洋
クラブ:アビスパ福岡▶シントトロイデン
今やアーセナルでプレーするまでになった冨安健洋。日本最強のディフェンダーが欧州に進出するきっかけになったのがシント=トロイデンへの移籍だ。ベルギーでいきなり台頭し、すぐにボローニャへとステップアップしていった。
南野拓実
クラブ:セレッソ大阪▶レッドブル・ザルツブルク
かなり時間はかかったものの、南野拓実がセレッソ大阪からレッドブル・ザルツブルクに移籍したことで大きく飛躍を遂げたことは否定できないはず。オーストリアリーグで長くプレーし、チャンピオンズリーグでの活躍でリヴァプールに引き抜かれた。
長谷部誠
クラブ:浦和レッズ▶ヴォルフスブルク
今やフランクフルトのレジェンドとなった長谷部誠であるが、その欧州でのキャリアはヴォルフスブルクからスタートした。名将フェリックス・マガトの下でブンデスリーガ優勝も経験している。
酒井高徳
クラブ:アルビレックス新潟▶シュトゥットガルト
2012年にアルビレックス新潟からシュトゥットガルトに貸し出された酒井高徳。当時はまだそれほどJで実績がなかったものの、欧州で長くプレーした。ハンブルガーSVでは外国人ながらキャプテンも。
守田英正
クラブ:川崎フロンターレ▶サンタ・クララ
川崎フロンターレでJリーグ優勝を果たしたあと、ポルトガルリーグのサンタ・クララへ移籍。大西洋に浮かぶアゾレス諸島の小さなクラブとあってやや心配されたものの、そこですぐに中心選手として君臨し、スポルティングCPへのステップアップを勝ち取っている。
板倉滉
クラブ:川崎フロンターレ▶マンチェスター・シティ▶フローニンゲン
2018年に川崎フロンターレからベガルタ仙台へと貸し出されていた板倉滉。シーズンを終えてマンチェスター・シティへと移籍し、そのままフローニンゲンへと貸し出された。オランダでの活躍で評価を高め、日本代表にも定着。
中田英寿
クラブ:ペルージャ▶ローマ
【写真】日本代表、カタールワールドカップで評価を下げてしまった6名の選手
ペルージャで見事な活躍を見せ、2000年1月にセリエAの強豪ローマに引き抜かれた中田英寿。立場としてはトッティの控えで途中出場がほとんどだったものの、日本人として初めてのスクデットを経験している。