大学入学共通テスト1日目は2023年1月14日、全国一斉に行われた。大手予備校河合塾による各教科科目の問題分析を速報する。公民の政治・経済(政経)の分析は以下の通り。
政治経済(政経)の分析
大問数、マーク数は昨年と同じ。思考力や資料の読解力を試す出題がみられるが、そのほとんどが標準的な知識を前提とする問題である。日頃から図表などを参照しつつ、基本的事項について理解する丁寧な学習で十分対応できる問題と言えよう。
2023年の難易度は「やや易化」
文章読解や計算など、解答に必要な作業が減少したため、昨年よりやや易しくなった。
⇒【難易度・過去平均点】2023年の難易度は…全科目一覧
出題傾向の分析
ほとんどの出題が、標準的な知識を学習することで対応できる問題である。文献・図表を用いた問題も、その内容を単に読み取るだけでなく、知識を必要とするものが多数となっている。
出題分量
マーク数は昨年と同様。文献・図表を用いた問題が多くみられることに変化はないが、読解や計算などの作業量は昨年より減少している。
2023年度入試の予想平均点は?
大手予備校河合塾による予想平均点は、5教科7科目で文系型が543点、理系型555点だった。
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政治経済の問題・解答
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各教科科目の分析
■2日目
⇒【数学1】数学1A
⇒【数学2】数学2B
⇒【理科1】物理基礎
⇒【理科1】化学基礎
⇒【理科1】生物基礎
⇒【理科1】地学基礎
⇒【理科2】物理
⇒【理科2】地学
⇒【理科2】生物
⇒【理科2】化学
■1日目
⇒【英語】リーディング
⇒【英語】リスニング
⇒【国語】
⇒【地理歴史】世界史B
⇒【地理歴史】日本史B
⇒【地理歴史】地理B
⇒【公民】現代社会
⇒【公民】倫理
⇒【公民】政治経済
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