宮カフェ跡にガチャガチャ専門店オープン オリオン通りの活性化に

オリオン通りの宮カフェ跡(江野町)にオープンしたガチャビレッジ

 昨年3月末に閉店したオリオン通りの市のアンテナショップ「宮カフェ」跡(江野町)に、ガチャガチャの専門店「ガチャビレッジ」が今月4日、オープンした。約9カ月ぶりに本格的にシャッターが上がり、冬休み中は終日、親子連れや若者らでにぎわった。

 宮カフェは、市がオリオンスクエアの前の空き店舗を借りて管理運営を業務委託し、2009年に始めた。宇都宮の情報を発信し街なかの活性化にもつなげてきたが、新型コロナウイルス禍で閉店した。

 閉店のニュースは、まちなか支局が昨年末に実施した「22年の一番の街なかニュース」を決めるアンケートで5位に入るなど、関心を集めた。店舗跡は同年10月のジャパンカップサイクルロードレースの際、公式グッズの販売などで利用されたが、その後は空き店舗の状態となり、利用が注目されていた。

約400台のガチャガチャが並ぶ店内

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