関東はあす(月)にかけて冷たい雨 全国的に北風冷たく 金曜日以降は寒波襲来

 あす(月)にかけて冬型の気圧配置が強まり、上空の寒気などの影響で北日本では雪の強まる所がありそうだ。太平洋側も雨が降りやすくなっていて、関東は今夜からあすにかけて断続的に冷たい雨となる見込み。天気が回復に向かう東海から西の太平洋側も、北風が冷たく感じられそうだ。また、20日(金)から21日(土)にかけては、北日本中心に雪や風が強まって荒れた天気となるおそれがある。全国的に冬の寒さが戻り、その先24日(火)ごろには一段と強い寒気が流れ込む見通し。西日本でも雪の降る可能性があり、各地で寒さが厳しくなりそうだ。

次第に冬型の気圧配置に

 きょう(日)は北日本を中心に寒気が流れ込み、北日本や北陸では気温がきのう(土)より大幅に低くなっている所もある。あす(月)にかけて冬型の気圧配置が強まるため、北日本中心に雪の降り方が強まる所もありそうだ。

関東は冷たい雨 あす(月)は全国的に北風冷たく

 太平洋側も湿った空気や前線の影響で雨が降りやすく、関東は夜からあす(月)の日中にかけては断続的に冷たい雨が降る見込み。あすの東京の最高気温は7℃と、朝からほとんど上がらない見通し。また、東海や西日本の天気は回復傾向となるが、全国的に北よりの風が強まるため、10℃以上となる所も風が冷たく感じられそうだ。午後はどんどん気温が下がり、朝よりも夜の方が冷える所もあるため、服装選びに気をつけたい。
 火曜日以降は冬の天気分布となるものの、関東は17日(火)の夜から18日(水)の朝にかけても沿岸部を中心に雨や雪の降る可能性がある。

20日(金)ごろ 北日本で荒れた天気に 全国的に寒さ厳しく

 また、20日(金)から21日(土)にかけては冬型の気圧配置が強まって、北日本中心に荒れた天気となるおそれがある。大雪やふぶきに注意が必要となる。
 その先も次々と寒気が流れ込み、24日(火)から25日(水)ごろにかけては、一段と強い寒気が西日本にも南下する見込み。西日本も雪が降る可能性があり、晴れ間の出る所も平年を下回る寒さとなりそうだ。最新の予報を確認し、体調を崩さないように注意したい。

(気象予報士・及川藍)

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