広島カープの最年長選手となった松山竜平が、ことしもふるさとの鹿児島で自主トレをスタートしています。過去最高となる4人の若手も参加しました。
松山のふるさと・鹿児島県大崎町の白砂青松百選の海岸「くにの松原」で今月7日から自主トレをスタートさせました。
「竜平会」と名付けられた「チーム松山」の自主トレには、打撃の向上を目指す若手・曽根、大盛、田村の3人が新たに加わり、林と合わせて4人が参加しています。
広島カープ 松山竜平 選手
「すごく順調 みんなもいい動きもしているし バッティングもすごくよくなっていると思う」
下向井章利 トレーナー
「これだけ若手が来ているので、若手に負けないようにがんばっています」
競走馬がリハビリを行なう過酷な砂浜は、絶好のトレーニング場。
高卒2年目の田村は、初の合同自主トレを打撃向上のため、松山のもとで行うことを決めました。
広島カープ 田村俊介 選手
「技術・バッティングの方は一から教えてもらっているので、最初のバッティングに比べたら自分でも全然、違うと感じています」
砂浜での過酷な追いかけっこにも全力で取り組みます。
松山竜平 選手
「すごくまじめで、すごく練習する。常に一生懸命、全力でやる感じ。この先はすごく期待できると思う」
ハードな2クール目最終日とあって、この日は緩めの調整でしたが、珍しく筋トレする松山の姿がありました。
松山竜平 選手
― 筋トレ、今までやってなかったのに？
「大嫌い。去年からこれをやっていて、減量しても打球は飛びましたからね」
― 効果あるんだ
「あると信じたい。やっている以上は」
37歳でチーム最年長の松山。体のケアが重要です。
松山竜平 選手
「ぼくが最年長ですからね。こんなに長くできるとは思っていなかったし、自分が最年長になるとも思っていなかったし。今、ゆっくり体を作ってる状態なので、まだまだキャンプで仕上げていこうと思っている。けがしないように体を作って、1年間戦える体を作っていこうと思っている」
