ただいま風味を蓄え中…福井県で特産かき餅作り最盛期、胡麻やキビ入りモノクロカーテン

ずらりとつるされたかき餅=1月13日、福井県池田町水海

 福井県池田町水海で特産のかき餅作りが最盛期を迎えている。白と黒のかき餅がカーテンのようにつるされ、寒さの中でじっくりと風味を蓄えている。

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 地元の女性でつくる「あざみグループ」が、町内産の材料にこだわって生産している。白は大豆かゴマが入っており、黒はキビを練り込んでいる。メンバー5人が餅を切り分け、一つずつひもに結わえている。

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 杉本すみ子代表(87)は「約1カ月かけて自然乾燥させることで、油で揚げるとサクサクに仕上がる」と太鼓判を押す。町内の「こってコテいけだ」、福井市のベル内の「こっぽい屋」などで販売している。

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