ソウル江南(カンナム)のある整形外科病院で手術を受けた20代の中国人女性が亡くなった。 再手術を受けるために韓国を訪れていた。
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16日、チャンネルAによると、この事件は10日に江南(カンナム)にある某整形外科医院で発生した。夕方6時半頃「患者が息をしていない」という通報が現地消防署にあった。
整形手術を始める直前に麻酔状態にあった20代の中国人女性が心肺停止状態で病院に移送されたが死亡した。
この女性は睡眠麻酔をした後、手術部位に局所麻酔をした状態だったという。
警察は医療事故の有無を調査中だ。病院側は警察調査に対し「定められた投与量内で麻酔薬を注入した」と述べたと伝えられた。
女性は中国で額整形手術を受けた後、副作用を訴え、再手術のために該当病院を訪れたことが分かった。
病院側はチャンネルAの取材に応じなかったという。
警察は正確な死因を調査するために亡くなった女性に対する司法解剖を行う一方、中国にいる遺族が韓国に到着次第に医療事故の有無などを調査する方針だ。
一方、昨年11月にもソウル江南のある整形外科で美容関連手術を受けたロシア国籍の40代女性が死亡した事件が発生している。
韓国警察によると、ロシア国籍女性A氏が11月21日に同整形外科で手術を受けた後に死亡した。A氏はシワを改善するために顔の皮膚を耳の後ろに引っ張る成形術であるフェイスリフト手術を受けていた。
A氏は手術後の回復中に意識を失い、通報を受けて出動した消防当局が心肺蘇生術(CPR)をして近くの大型病院に移送したが死亡した。
2020年1月には香港の財閥企業創業者の孫にあたる女性がやはり江南で美容手術(脂肪吸引)を受けたが、その後死亡した。
被害者は手術当時、プロポフォール注入などの過程で酸素飽和度が急激に低下し、死亡したとされる。その後、医師が起訴されている。
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