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地震や豪雨などの災害で都市ガス設備が被災した場合、早期復旧を図るため、長崎県諫早市は13日、九州ガス(同市、栗林宏光社長)と災害時における相互連携協力に関する協定を結んだ。
昨年4月、市内で発生したガス供給停止事故がきっかけ。協定締結で平時から連絡窓口を共有し、定期的に意見交換するほか、有事の際は市側の要請に基づき、病院などの人命に関わる施設や避難所など災害復旧に必要な重要施設を優先し、早期復旧に当たる。
市役所であった締結式で、大久保潔重市長と栗林社長が協定書に署名。大久保市長は「ガスは市民生活にとっての重要なライフライン。官民一体となって災害に強い安全安心のまちづくりに取り組んでいきたい」とあいさつ。栗林社長は供給停止事故に関して改めて謝罪し「有事の際は1日でも早い復旧に向けて、万全の態勢で全面協力したい」と述べた。