ゼンリン、V長崎、ヴェルカ、十八親和銀が協定 観光周遊促進へ

ながさきのまち魅力発信連携協定の調印式=長崎市稲佐町、稲佐山展望台

 地図大手のゼンリン(北九州市)とV・ファーレン長崎(諫早市)、長崎ヴェルカ(長崎市)、十八親和銀行(同)は18日、「ながさきのまち魅力発信連携協定」を締結した。民間主導で観光周遊を促進する仕組みを構築し、地域活性化を目指す。
 各社の技術や知識を生かし、観光客への観光周遊プログラムを企画する。街歩き情報などを発信するゼンリンの観光型MaaSアプリ「STLOCAL(ストローカル)」を活用。V長崎とヴェルカは試合観戦に伴う観光体験の向上やコラボ商品販売の支援、十八親和銀行は地図に表示する飲食、小売店舗の参画支援などの役割を担う。
 調印式にはゼンリンの髙山善司社長、V長崎の高木琢也取締役兼クラブリレーションズオフィサー、ヴェルカの伊藤拓摩代表取締役社長兼ゼネラルマネジャー、十八親和銀行の牛島智之常務執行役員が出席。「いろいろな形で協力したい」「長崎を盛り上げるために頑張りたい」などと語った。


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