オオサンショウウオを視察 秋篠宮さま 広島市安佐動物公園を訪問

飼育員など動物園技術者の研究会に出席するため、広島市を訪れている秋篠宮さまが20日、安佐動物公園を視察されました。

秋篠宮さまが安佐動物公園を訪問されるのは4回目です。

アフリカに生息し、密猟などによって数が減っているマルミミゾウについて、南心司 園長が、「世界の動物園で飼育されているのは3頭のみで、そのうち2頭がここにいます。繁殖を目指しています」と説明すると、秋篠宮さまは、「繁殖できればいいですね」と話されたということです。

また、安佐動物公園が力を入れているオオサンショウウオの繁殖施設で秋篠宮さまは、生まれてすぐから10歳程度までの「幼生」を飼育する水槽などを見学されました。

秋篠宮さまは、去年10月に孵化したばかりの小さなオオサンショウウオを手に取って、成長の具合を観察されていました。

秋篠宮さまは、水生生物の研究者でもあります。

広島市安佐動物公園 南心司 園長
「最後はもうちょっとオオサンショウウオを見たかったねとおっしゃって帰られました」

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