1月20日、スポーツ庁の室伏広治長官が新たな官民連携を模索し、静岡市を視察しました。市が計画するアリーナ誘致の予定地を見て「可能性のある場所」と前向きな評価をしました。
大きな体…でも、低姿勢なこの人は、ハンマー投げのオリンピック金メダリストで現在、スポーツ庁長官の室伏広治さんです。
<スポーツ庁 室伏広治長官>
「あたたかくお迎えいただきましてありがとうございます」
「長官によるトップセールス」と称したこの訪問。政府は民間の経営能力や技術などを活かした公共事業を推進する方針で、特にスポーツ施設に積極的に活用したいと考えています。室伏長官はJR東静岡駅北口のアリーナの誘致予定地を視察。アリーナも民間主導の整備を予定していて、現在は暫定的にローラースポーツパークとして活用しています。
<スポーツ庁 室伏広治長官>
「これでまたファンが増えるね、すごいね、すばらしい」
室伏長官は世界大会に出場したインラインスケート選手の技を目の当たりにし、興奮気味。
<スポーツ庁 室伏広治長官>
「多くの方が集まってくれるような、地元の方にも還元していけるようなそんな可能性のある場所な気がした」
<静岡市 田辺信宏市長>
「可能性高いですか?」
<スポーツ庁 室伏広治長官>
「可能性はあるんじゃないですかね」
室伏長官は、アリーナの誘致予定地について「可能性のある場所」と前向きな評価をしました。
<スポーツ庁 室伏広治長官>
「住民のみなさんが元気になる取り組みを、国としてもしっかり後押しさせていただいて、ぜひ、全国のいい例となるような取り組みをしてほしい」
JR東静岡駅前のアリーナ構想については、静岡市の検討委員会で話し合われていて、2022年度中にあと2回開催を予定しています。