「長崎ランタンフェスティバル」22日開幕 1万5千個のランタン、幻想的に

長崎燈會会場

 「長崎ランタンフェスティバル」(実行委主催)が22日開幕する。過去2回は新型コロナウイルス流行で中止だったため3年ぶりの開催。22日午後5時半から長崎市新地町の湊公園と賑町の中央公園で点灯式があり、約1万5千個のランタンが冬の長崎を彩る。
 2月5日までの期間中、午後5時~10時にランタンやオブジェを点灯。湊公園、中央公園、浜んまち会場は正午~午後10時。
 コロナ禍での開催となる今回は3密対策として、湊公園と中央公園の両会場にステージを設けず、龍踊(じゃおどり)、二胡(にこ)演奏、エイサーをサプライズ的に展開。日時や場所は混雑状況を見て決める。例年ステージが置かれていた場所はイートスペースとし、食べ歩きによる感染拡大を防ぐ。
 メインイベントの皇帝パレードは28日と2月4日のそれぞれ午後2時に中央公園を出発。媽祖(まそ)行列は29日午後1時に孔子廟(大浦町)を、2月5日午後1時15分に中央公園を出発する。
 期間中は一部で交通規制がある。実行委は公共交通機関の利用を呼びかけており、市営松山町駐車場などで公共交通機関に乗り換えてもらうパークアンドライドを実施する。


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