業務系ソフトウエア開発 ニーズウェル 長崎センターを増床

 業務系ソフトウエア開発のニーズウェル(東京)は、長崎市内の開発拠点「長崎開発センター」を6月から増床すると明らかにした。現在と同一ビル内の別フロアに移転し、2倍以上の面積を確保。当初計画通り、2024年までに約100人のIT技術者採用を目指す。
 同センターは、首都圏でのIT人材不足を補うニアショア(遠隔地)開発拠点として19年10月に開設。首都圏の企業から受託したシステム開発などの業務を担う。新卒採用2人を含む3人体制でスタートし、現在は約30人が勤務。開設時に24年までの5年間で100人を雇用する計画としていた。
 現センターは明治安田生命長崎興善町ビル5階で約205平方メートル。同ビル6階から市役所部署が新庁舎に移転するのに伴い、空いた約453平方メートルに移る。年内に約70人まで増員し、24年に100人を目指す。

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