トラック積載 伸び着実 新船2隻3カ月 宮崎カーフェリー

新船「ろっこう」に乗り込むトラック。宮崎―神戸航路の安定運航へさらなる利用促進が課題となっている=宮崎市・宮崎港

 宮崎―神戸航路を結ぶ宮崎カーフェリー(宮崎市、郡司行敏社長)の新船「ろっこう」が昨年10月に就航し、「たかちほ」との新船2隻体制となって3カ月たった。トラック積載数や個室の増加などで、利用数は前年を上回って推移している。一方、コロナ禍前の水準には一歩届かず、燃油高騰などの影響で利用料の安い他社に一部トラックが流れている状況もあり、航路の利用促進をさらに図れるかが課題となっている。

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