栃木県内1435人感染10人死亡 鹿沼などでクラスター 新型コロナ

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 栃木県は24日、新たに1435人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の累計感染者数は39万9055人。70代の男性2人と80歳以上の男女8人の計10人が12月4日~1月23日に死亡し、県内の死者は計948人になった。

 新規感染者は0歳〜90歳以上。50代以下が全体の8割を占め、最多の10歳未満が280人、10代が199人、40代が191人、30代が190人などと続く。死者のうち5人が入院中、4人が施設療養中で、1人は死亡後に陽性が判明した。

 クラスター(感染者集団)は5件発生。医療機関は小山市と鹿沼市でそれぞれ7人、12人、高齢者施設は那須塩原市内の2施設で9人、6人、大田原市で8人が感染した。

 入院者(予定含む)393人、宿泊療養者81人、重症者11人。23日時点の病床使用率は57.1%。重症病床使用率は28.6%となっている。

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