中国で偽物の韓国製美容医薬品3164点が押収 中韓共同で摘発

韓国特許庁とKOTRA(大韓貿易投資振興公社)は、中国で販売される「偽造韓国産美容医薬品」実態調査を実施し、中国当局との協力で取り締まりった結果、卸売商・販売サイトを摘発して3,164点の偽造品を押収した。

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中国で韓国美容(K-ビューティー)製品が人気を集めるなか、最近、知財権侵害が化粧品から医薬品に拡散している。このような状況で特許庁は美容医薬品のKブランド保護に積極的に乗り出しており、中国当局も最近、韓国と同様に知財権保護強化政策を推進しており、今回の共同取り締りが行われた。

韓国特許庁のキム・シヒョン産業財産保護協力局長は「海外知財権侵害は国内企業の輸出減少はもちろん韓国産製品に対する信頼下落を招く可能性がある」とし、「今後特許庁はKOTRA、在外公館、現地政府と協力してK-ビューティー 美容医薬品の輸出拡大と信頼性向上のため、韓国輸出企業の知財権侵害被害対応を積極的に支援する」と明らかにした。

※韓国特許庁発表文:

韓国特許庁提供

韓国特許庁と北京海外知的財産センター(以下IP-DESK)、駐中韓国大使館は、中国でフィラー・ボツリヌストキシンなどの医薬品が韓国産と偽って流通している情況を捕捉し、中国全域にわたって知財権侵害実態調査を実施した。

実態調査は、2022年7~10月まで中国22都市(上海、広州、南京など)の卸売市場36カ所、病院‧施術所など166カ所、12カ所の主要オンラインプラットフォームを対象にお粉うぇあれ、偽造韓国産美容医薬品を販売したことが疑われる販売卸売商6箇所を摘発し、このうち卸売商1ヶ所の保管倉庫で3,164点の偽造韓国産美容医薬品を押収した。 また、電子商取引サイト販売リンク26件を摘発した。

彼らは病院や指定された卸売上で流通する純正医薬品とは異なり、偽造韓国産美容医薬品を主に中国オンラインメッセンジャーなどで秘密裏に流通させていることが明らかになった。

中国広東省深圳市市長管理監督局は韓国特許庁などの情報をもとに、2022年10月に卸売商A社の深圳市にある素材保管倉庫2ヶ所を押収捜索し、出所証明書類のない偽造韓国産美容医薬品3,164点を押収した。

電子商取引プラットフォーム(12個)で偽造商品を販売することが疑われる韓国産美容医薬品販売リンク1,107件を調査し、価格比較、サンプル購入などを通じて調査・分析した結果、最終的に偽造商品疑い販売掲示物を販売する オンラインサイト26カ所を摘発した。

特許庁とIP-DESKは今回の実態調査結果をもとに中国取り締まり機関と協力を通じて偽造美容医薬品取り締まりを実施でき、摘発された卸売商、電子商取引プラットフォームなど関連情報は中国当局、国内製薬業界、韓国製薬 バイオ協会などに提供して偽造商品販売者追加取り締まり及び侵害被害対応支援を拡大していく計画だ。

特許庁は韓国企業輸出の障害物である偽造商品の流通を防止するために、Kブランド保護支援をさらに強化していく方針だ。
る。

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