横須賀・くりはま花の国の「フラワートレイン」 4月から運行再開 昨年4月に事故、安全性を向上

運行を再開するフラワートレイン

 横須賀市は25日、市立観光施設「くりはま花の国」(同市神明町)で事故を起こして運休していた乗り物「フラワートレイン」について、4月から運行を再開すると発表した。

 フラワートレインはディーゼルエンジンを積んだ先頭の駆動車が客車をけん引する車両で、公園内の約2キロを運行していた。事故を受けて、市と指定管理者は安全性向上のため、車両を改良してブレーキの性能を高め、運行マニュアルを改訂。園内の歩道を一部改修し、一時停止の看板や路面標示を設置する。

 事故は昨年4月に発生。急カーブで車体が車止めに衝突、乗客2人がけがを負った。約12年前にも同じ場所で柵に衝突し、8人がけがをする事故が起きていた。

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