四川とちゃんぽんコラボ 日本橋長崎館と都内有名店 2月提供、レシピ配布も

「四川式長崎ちゃんぽんセット」のイメージ

 県アンテナショップ「日本橋 長崎館」(東京都中央区)は、都内の中華料理の有名店「スーツァンレストラン陳 渋谷」とのコラボレーションで創作した「四川式長崎ちゃんぽん」など4品の提供やレシピの配布を来月実施する。

井上和豊料理長

 「スーツァンレストラン陳」は、日本の中華料理界をけん引する陳建一氏の名を冠した四川料理の店。井上和豊料理長は「県産食材勉強会」に参加し、島原半島を視察するなど地元の食材に関心を深めており、4品を監修した。
 メニューはほかに▽島原の郷土料理「具雑煮」から考案した「豆板醤(とうばんじゃん)と黒醋(くろず)がアクセントの“具雑煮”」▽地元産の煮干しや乾燥野菜を使った「“じてんしゃ飯”仕立ての炊き込みチャーハン」▽そのぎ茶を使ったデザート「“そのぎ抹茶の白玉団子”甘酒シロップ」。

 「長崎館」では4品について「井上シェフ監修レシピカード」を2月いっぱい無料で配布(なくなり次第終了)。4、5、18、19、23日は、イートインコーナーで「四川式長崎ちゃんぽんセット」など2種類のセットメニュー(いずれも千円)を提供する。「スーツァンレストラン陳 渋谷」も併せて「長崎県フェア」を開く。
 井上料理長は「長崎県のそれぞれの土地に適応した食材や調味料、料理の文化を私なりに解釈して長崎館で提供する。たくさんの来館を楽しみにしています」などとコメントしている。


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