第95回選抜高校野球大会(3月18日から14日間・甲子園)の出場36校を決める選考委員会が27日、大阪市内で開かれ、神奈川から慶応(5年ぶり10度目)が選出された。
慶応は昨秋の県大会で準優勝すると、続く関東大会ではベスト4に進出し、出場確実となっていた。
創部以来初となる春の頂点を目指す慶応には、プロ野球の西武や巨人などで活躍した清原和博氏の次男、勝児(1年)が在籍している。
一方、秋季県大会を制した横浜は関東大会でベスト8止まりとなり、2019年以来の選出を逃し、補欠1位校となった。
今大会は記念大会となり、例年より4枠増の36校が出場。推薦段階で、選出された場合は大会に出場するという承諾を事前に得ているため、大会本部から選出校に出場の承諾を確認する電話は取りやめた。
組み合わせ抽選会は3月10日に大阪市内で実施。今大会からタイブレーク制度が変更され、延長十三回から十回からに早めることが決まった。