北陸と敦賀気比、選抜高校野球2023出場決定 2年連続で福井県から2校、北陸は34年ぶり

34年ぶり2度目の選抜高校野球大会出場が決まった北陸=2022年10月、新潟県新潟市のハードオフエコスタジアム新潟
3年連続の選抜高校野球大会出場が決まった敦賀気比=2022年10月、新潟県新潟市のハードオフエコスタジアム新潟

 第95回選抜高校野球大会(3月18日から14日間・甲子園球場)の出場36校を決める選考委員会は1月27日、大阪府大阪市内で開かれ、北陸、敦賀気比が北信越代表として選出された。

 福井県からの2校出場は昨年の丹生、敦賀気比に続き2年連続で5度目。北陸は1989年以来34年ぶり2度目、敦賀気比は3年連続10度目の選抜出場となる。

 北陸は昨秋の県大会3位だったが、北信越大会決勝で敦賀気比を2-1(延長十三回タイブレーク)で下し優勝した。明治神宮大会では初戦の準々決勝で英明(香川)に4-3の逆転勝ちを収め、4強入りした。長身右腕の友廣陸、平田海智のバッテリーが投打でチームを引っ張った。

 敦賀気比は県大会の3試合で3失点と投手陣に安定感があり、優勝した。北信越大会では、エース辻晶太が粘り強く投げ準優勝に貢献。打線は持ち前の選球眼の良さで四球を絡め効果的に得点を奪った。春夏通算では21度目の甲子園出場となる。前回選抜は1回戦で広陵(広島)に敗れた。

 今回の選抜は記念大会のため、例年より4校多い36校が選出された。神宮大会枠1校を含む一般選考が33校、21世紀枠が3校。組み合わせ抽選は3月10日に大阪市内で行われる。

© 株式会社福井新聞社