中国電力は、関連会社が管理するシステムを通じてライバル関係にある新電力会社の顧客情報を不適切に閲覧していたと明らかにしました。
中国電力などによりますと、関連会社・中国電力ネットワークでは、営業システムの画面でライバル関係にある新電力会社の顧客情報が閲覧できる状態になっていて、先月19日から1週間で社員29人が55の契約を不適切に閲覧していたと明らかにしました。
ただし、顧客情報には新電力の会社名や使用電力など小売り競争上、閲覧することが不適切な情報は含まれていなかったということです。
中国電力は、「営業目的の閲覧ではない」としています。
中国電力ネットワークは、システムを改修し、27日、個人情報保護委員会に報告しました。