ブレーブスがブライアン・スニッカー監督との契約を2025年まで延長

ブレーブスは2021年にワールドシリーズを制した直後、ブライアン・スニッカー監督に3年間の契約延長を与えたが、スニッカー監督はさらに長い期間チームを率いることになった。日本時間1月28日、ブレーブスはさらなる契約延長についてスニッカー監督と合意したことを発表。契約が1年追加され、スニッカー監督は2025年までブレーブスの指揮官を務めることになった。現在67歳のスニッカー監督は2016年のシーズン途中からブレーブスを率いており、今季が8年目。契約が満了する2025年には70歳になる。

スニッカー監督は現役時代にメジャーでのプレー経験はなく、ブレーブスのマイナーで4年間(1977~80年)プレー。その後、指導者としてのキャリアをスタートさせ、マイナーのコーチ、マイナーの監督、メジャーのコーチを経て、2016年シーズン途中に解任されたフレディ・ゴンザレス監督の後任として暫定監督に昇格した。2016年シーズン終了後、正式に監督となり、2017年は72勝90敗と大きく負け越したが、再建期を終えたチームは2018年から地区5連覇を達成。2021年には球団史上26年ぶりとなるワールドシリーズ制覇を成し遂げた。1977年から1度もブレーブスを離れることなく在籍し続けており、2018年には最優秀監督賞も受賞している。

最初の6年間(途中就任した2016年を除く)で5度のポストシーズン進出を果たしているが、これは球団史上初の快挙。昨季は自己最多の101勝を記録し、監督7シーズンの通算成績は542勝451敗(勝率.546)となっている。監督としての評価も非常に高く、最優秀監督賞を受賞したのは2018年の1度だけだが、その後も2019年3位、2020年4位、2021年4位、2022年3位と上位にランクインし続けている。

なお、息子のトロイ・スニッカーはブレーブス傘下でプレーした元マイナーリーガー。引退後、アストロズでコーチを務めており、2021年のワールドシリーズでは親子対決が実現した(第3戦の試合前には親子でメンバー表を交換)。

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