▲「アンリ・デグラナ国際大会」に参加したウクライナ・チーム。右から3人目がジャン・ベレニュク（ベレニュクのフェイスブックより）
2023年「アンリ・デグラナ国際大会」は1月20～22日にフランス・ニースで行われ、男子グレコローマン87kg級で東京オリンピック優勝のジャン・ベレニュク（32歳＝ウクライナ）が優勝。復帰戦を飾った。
同選手は、世界選手権2度、欧州選手権3度の優勝を経て東京オリンピックを制覇。全競技を通じてウクライナ唯一の金メダルを手にした。同国では国会議員を務めており、昨年2月のロシアのウクライナ侵攻直後は国を守る職務に専念していた。
昨年9月の世界選手権（セルビア）の会場にも姿を見せており、2024年パリ・オリンピックを目指すもよう。同選手は自身のフェイスブックやインスタグラムに、「サポートしてくれた皆さん、ありがとう! ウクライナのスポーツが活動できる機会をいただき、ありがとう」と、参加できたことの喜びを表し、多くの投稿が寄せられている。
同67kg級では、東京オリンピック60kg級優勝のルイス・オルタ・サンチェス（キューバ）が優勝。復帰戦となった昨年の世界選手権は63kg級で7位だったが、1階級上げて初の国際大会を制した。
各階級のメダル獲得選手は下記の通り。
男子グレコローマン
【55kg級】
［1］Akaki Osiashvili（ジョージア）
［2］Viacheslav Bairaktar（ウクライナ）
［3］Koriun Sahradian（ウクライナ）
【60kg級】
［1］Pridon Abuladze（ジョージア）
［2］Viktor Petryk（ウクライナ）
［3］Aywill Rouache（フランス）
［3］Grzegorz Kunkel（ポーランド）
【63kg級】
［1］Aleksandrs Jurkjans（ラトビア）
［2］Oleksandr Hrushyn（ウクライナ）
［3］Leo Tudezca（フランス）
［3］Mairbek Salimov（ポーランド）
【67kg級】
［1］Luis Orta Sanchez（キューバ）
［2］Tigran Galustyan（フランス）
［3］Parviz Nasibov（ウクライナ）
［3］Michael Portmann（スイス）
【72kg級】
［1］Ibrahim Ghanem（フランス）
［2］Andrii Kulyk（ウクライナ）
［3］Kamil Czarnecki（ポーランド）
［3］Nika Korshia（ジョージア）
【77kg級】
［1］Serhii Kozub（ウクライナ）
［2］Volodymyr Yakovliev（ウクライナ）
［3］Johnny Bur（フランス）
［3］Deni Nakaev（ドイツ）
【82kg級】
［1］Yaroslav Filchakov（ウクライナ）
［2］Dymtro Gardubei（ウクライナ）
［3］Erik Loeser（ドイツ）
［3］Marc Weber（スイス）
【87kg級】
［1］Zhan Beleniuk（ウクライナ）
［2］Aivengo Rikadze（ジョージア）
［3］Danian Von Euw（スイス）
［3］Ramon Rainer Betschart（スイス）
【97kg級】
［1］Vladen Kozliuk（ウクライナ）
［2］Giorgi Katsanashvili（ジョージア）
［3］Sergei Omelin（ウクライナ）
［3］Yevhenii Saveta（ウクライナ）
【130kg級】
［1］Oscar Pino Hinds（キューバ）
［2］Franz Richter（ドイツ）
［3］Mykhailo Vyshnyvetskyi（ウクライナ）
［3］Manats Knystautas（リトアニア）
女子
【50kg級】
［1］Christianah Tolulope Ogunsanya（ナイジェリア）
［2］Audrey Rae Jimenez（米国）
［3］Julie Sabatie（フランス）
［3］Natalia Edyta Walczak（ポーランド）
【53kg級】
［1］Anastasia Blayvas（ドイツ）
［2］Karla Lorena Godinez Gonzalez（カナダ）
［3］Annika Wendle（ドイツ）
［3］Nina Hemmer（ドイツ）
【57kg級】
［1］Elena Heike Brugger（ドイツ）
［2］Luisa Elizabeth Valverde Melendres（エクアドル）
［3］Sandra Paruszewski（ドイツ）
［3］Tianna Grace Kennett（カナダ）
【62kg級】
［1］Ana Paula Godinez Gonzalez（カナダ）
［2］Mimi Nikolova Hristova（ブルガリア）
［3］Esther Omolayo Kolawole（ナイジェリア）
［3］Lais Nunes De Oliveira（ブラジル）
【65kg級】
［1］Taybe Mustafa Yusein（ブルガリア）
［2］Gerda Barth（ドイツ）
［3］Chiara Julie Hirt（ドイツ）
［3］Nerea Pampin Blanco（スペイン）
【68kg級】
［1］Koumba Larroque（フランス）
［2］Pauline Lecarpentier（フランス）
［3］Forrest Ann Molinari（米国）
［3］Eyleen Sewina（ドイツ）
【72kg級】
［1］Lilly Schneider（ドイツ）
［2］Jennifer Roesler（ドイツ）
［3］Cassidy Richter（ドイツ）
【76kg級】
［1］Elmira Syzdykova（カザフスタン）
［2］Justina Renay Di Stasio（カナダ）
［3］Taylor Ann Follensbee（カナダ）
［3］Francy Raedelt（ドイツ）
男子フリースタイル
【57kg級】
［1］Nick Suriano（米国）
［2］Diamantino Iuna（ギニアビサオ）
［3］Valentin Damour（フランス）
［3］Giorgi Gegelashvili（ジョージア）
【61kg級】
［1］Austin DeSanto（米国）
［2］Shelton Mack（米国）
［3］Giorgi Goniashvili（ジョージア）
［3］Nahshon Garrett（米国）
【65kg級】
［1］Pat Lugo（米国）
［2］Andre Clarke（ドイツ）
［3］Marwane Yezza（フランス）
［3］Ridge Lovett（米国）
【70kg級】
［1］Alec Pantaleo（米国）
［2］Giorgi Tcholadze（ジョージア）
［3］Kevin Christopher Henkel（ドイツ）
［3］Lucas Chittum（米国）
【74kg級】
［1］Joey Lavallee（米国）
［2］Vincenzo Joseph（米国）
［3］Rasul Altemirov（フランス）
［3］Collin Purinton（米国）
【79kg級】
［1］Evan Wick（米国）
［2］Alex Marinelli（米国）
［3］Evsem Shvelidze（ジョージア）
［3］Taylor Lujan（米国）
【86kg級】
［1］Ruslan Valiev（フランス）
［2］Taimuraz Friev Naskidaeva（スペイン）
［3］Uri Kalashnikov（イスラエル）
［3］Akhmed Aibuev（フランス）
【92kg級】
［1］Eric Schultz（米国）
［2］Jay Aiello（米国）
［3］Adlan Viskhanov（フランス）
【97kg級】
［1］Merab Suleimanishvili（ジョージア）
［2］Morgan Smith（米国）
［3］Ilja Matuhin（ドイツ）
［3］Lukas Krasauskas（リトアニア）
【125kg級】
［1］Nika Berulava（ジョージア）
［2］Christian Lance（米国）
［3］Gennadij Cudinovic（ドイツ）
［3］Catriel Pehuen Muriel（アルゼンチン）
