ARで原爆ドームや被爆証言 テクノロジーを活用した新たな取り組みに「地球市民賞」

日本と海外の市民同士の連携を深めるのに貢献している団体に贈られる国際交流基金の「地球市民賞」に広島のNPO法人が選ばれました。

今年度の「地球市民賞」に選ばれたのは、NPO法人「Peace Culture Village(ピース カルチャー ヴィレッジ)」です。団体や学校向けに若い世代による平和公園のガイドなどを実施しています。

また、ARを利用して、バーチャル映像で、原爆ドームを映し出したり、被爆証言を聞いたりすることができるアプリも開発しました。

国際交流基金は、「多くの団体が語り部の高齢化など悩む中、テクノロジーを活用し新たな取り組みを展開してきた」。ことなどを受賞理由に挙げています。

Peace Culture Village 住岡 健太 専務理事
「広島を学びたい、平和を考えたいという世界中の方々に広島としてメッセージを届けて行けるような環境、仕事をこれからもつくっていきたい」

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