30日（月）にかけて、北陸や北日本では、低気圧などの影響で大雪やふぶきに注意が必要。一方、関東から西では寒さが少しだけ和らぐ所もありそうだ。
■急に強まる雪や風に注意
30日夜にかけて、強い寒気を伴った低気圧が日本海から三陸沖へ進む見込み。このため、特に北陸や北日本では低気圧が近づく時間帯を中心に雪や風が急に強まるおそれがある。東北の太平洋側なども含めてふぶきや大雪による急な見通し・路面の悪化などに注意が必要。
また、大気の状態が不安定となるため、落雷や竜巻などの激しい突風にも注意が必要となる。発達した積乱雲の近づく兆しのある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めたい。
関東から西の太平洋側では晴れる所が多いものの、九州から近畿では朝にかけて雨や雪の降る所もある見込みで、路面の凍結などには注意が必要だ。
■東京は6日ぶりに10℃超えか
30日の気温は、日曜日よりやや高い所が多く、東京の予想最高気温は11℃と、6日ぶりに10℃を超えそうだ。ただ、仙台は最高気温でも2℃の予想など、北日本では昼間も極寒となる見通し。また、昼間は少し寒さが和らぐ所でも、次第に風が冷たく感じられ、特に夜は冷え込むため、服装には注意が必要だ。
（気象予報士・佐々木聡美)
