ドローン使った親子プログラミング教室を4月から開催 福井の「学び舎エクスプローラー」支援募る

ドローンプログラミング教室の開講を目指している津田亨さん=福井県福井市渕3丁目の学び舎エクスプローラー

 小中学生向けにプログラミング教室を開いている「学び舎エクスプローラー」(福井県福井市渕3丁目)は、ドローンを使い親子でプログラミングを学ぶ教室を同市内などで計画している。福井県に特化したクラウドファンディング(CF)サービス「ミラカナ」で、開設費の支援を募っている。

 教室では、命令系パーツを組み合わせ入力し、自動飛行で障害物を回避しながらゴールを目指すプログラムを作る。ドローンに組み込まれたセンサーを頼りに、障害物に近づくと上下左右し避ける仕組み。

 2カ月に1回1年間かけ深く学ぶ定期コースなど、4種類の教室を準備。毎月1回開く1日限りのイベント型教室や、ドローン操縦のみの体験会もある。開催はいずれも4月以降。

 CFの目標額は30万円。ミラカナ特設ページから2月22日まで受け付けている。2500円から3万円の8コースあり、返礼品としてイベント型教室への参加権や、活動報告のメールを用意している。

 同社は現在約70人に講習を行っており、代表の津田亨さん(39)は「親子で一緒に考えながら学び、プログラミングを楽しんでほしい」と話している。

 【ミラカナ】福井県に特化したクラウドファンディング(CF)サービス。県内でさまざまなプロジェクトを始める人の資金調達を応援するプラットフォームとして2018年に福井新聞社、福井銀行、レディーフォーが連携して始まった。21年に福邦銀行、23年にマクアケが事業に参画した。累計支援額は1億6千万円、プロジェクトの達成率は93%(2022年12月末時点)。

⇒クラウドファンディング「ミラカナ」トップページはこちら

© 株式会社福井新聞社