雪灯籠を設置 ムード高まる 4日からレルヒ祭 高田本町商店街

 「レルヒ祭―日本スキー発祥112周年―」が4、5の両日、上越市の金谷山スキー場や高田本町商店街などで開かれる。本町3・4・5商店街は3日、雪灯籠作りを行い、20基がレルヒ祭ムードを盛り上げた。

パーツごとに雪を型枠に詰め、バランスを見ながら重ねて雪灯籠を作り上げた

 レルヒ祭は昨年、一昨年がコロナ禍で、3年前が少雪で規模を縮小して行われた。今年は両日のレルヒ屋台村、オーストリアビールブース、4日のたいまつ滑降、ミュージックスターマイン、5日の一本杖スキー披露、高田西小の金谷山太鼓など4年ぶりに計画通り行われる予定となっている。
 雪灯籠は毎年、本町のアーケード下に飾られている。型枠に雪を入れて固め、積み重ねて製作。レルヒ祭の規模が縮小されても毎年作られていたため、手際良く作られた。レルヒ祭実行委員会の水澤純委員長は「市民の皆さんに楽しんでもらうことが一番。その中で歴史と文化をしっかり継承していきたい」と、本番に向けての意気込みを話した。

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