春の訪れ 「フキノトウ」芽吹く きょう立春

地面から顔を出したフキノトウ=長崎市西海町

 きょう4日は二十四節気の一つ、立春。暦の上で春が始まる日とされる。長崎市西海町の岩下信良さん(80)の家庭菜園脇の斜面ではフキノトウが顔を出し、春の訪れを告げている。
 妻の喜代子さん(71)によると、先月末ごろから芽吹き始めた。落ち葉の間から顔を出した黄緑色のつぼみは、太陽の光を浴びてみずみずしく輝いている。
 喜代子さんは「天ぷらや、みそあえにすると最高。爽やかな香りとほろ苦さを楽しめます」とにっこり。つぼみが固く、花が開き始めるまでが食べごろという。


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