諫早市が出産・子育て応援充実へ 支援金支給、伴走型相談 専門職も増員

 諫早市議会は3日、臨時会を開き、新規の出産・子育て応援事業費を組み込んだ4億2200万円の本年度一般会計補正予算案を可決した。
 出産・子育て応援事業は、経済的支援と伴走型相談支援の二本柱。経済的支援では妊娠届け出時に5万円、出生届け出時に5万円をそれぞれ支給する。昨年4月1日以降の出産については一括支給する。
 経済的支援に合わせ、伴走型相談支援を充実させ、安心して出産・子育てができる環境を一体的に整える。具体的には相談に対応する専門職も現在の4人から7人に増員。妊婦や子育て家庭のニーズに即した支援メニューにつなげる。今回補正での事業費は1億3千万円。国や県の交付金を活用する。
 このほか、ふるさと納税推進事務費2億9200万円も予算化。諫早の魅力を発信するシティープロモーションの取り組みを推進する。


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