学生ら県内企業の魅力学ぶ 長崎県と久留米大が連携 訪問ツアー初開催

社員(左)の案内でオフィスを見学する学生=長崎市、メットライフ生命保険長崎本社

 福岡県の久留米大の学生らが2、3日、長崎県企業を訪れ、業務内容や魅力などを学んだり、オフィスを見学したりした。長崎県と同大が昨年9月結んだ「UIターン就職連携協定」の一環。県が県外の大学と連携し、企業ツアーを実施するのは初めてで、県内出身2人を含む18人が参加した。
 2日は長崎市元船町のIG会計グループや出島町のペイロールを訪問。3日は、同市常盤町のメットライフ生命保険長崎本社を訪れた。
 同社の担当者から仕事内容や福利厚生、地域貢献活動などの説明を受けたり、社内を紹介する動画を視聴したりした。学生らは入社後の流れや求める人材像、同社の特徴などを質問。社員が利用できる共有スペースなどを見学した。
 公務員を志望しているという同大1年で佐賀県出身の女子学生(19)は「一般企業も良いと思った。長崎は佐賀からも近いので、これからいろいろと調べたい」と話した。
 同日は県庁で、県庁や県警の仕事についての説明もあった。


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