G7サミットや広島駅再整備 広島市 新年度当初予算案を発表

広島市は、G7広島サミット関連やJR広島駅南口の再整備の費用などを盛り込んだ、新年度の当初予算案を発表しました。

広島市 松井一実 市長
「G7サミットに関しては世界の歴史に残る会議になるのではないかと。それを十分に果たすための予算措置」

広島市の新年度の当初予算案は、一般会計で6695億9000万円です。松井市長が4月に任期満了を迎えることから、人件費などの義務的経費や継続事業を中心にした、いわゆる「骨格予算」として編成されました。ただ、社会保障費の増加などで今年度と比べ1.6パーセントの増額となっています。

主な事業では、G7広島サミットの関連予算として6億5000万円。内訳としてテロや災害に対応した資機材の整備などに4億5000万円が計上されました。

このほか、広島駅南口の再整備で路面電車を駅ビル2階へ高架で乗り入れる駅前大橋ルートや、ペデストリアンデッキの整備などに81億1000万円。サッカースタジアム建設に36億6000万円などとなっています。

広島市の新年度予算案は、15日に開会する市議会 2月定例会で審議されます。

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